リアル巣穴からの総出:全ゴブリンレビューその2
2009年12月30日 mtg コメント (2)では続きです、早速いこう
【C】
29・がなりたてるボガート/Caterwauling Boggart (3)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・シャーマン(Shaman) LRW, コモン
あなたがコントロールする各ゴブリン(Goblin)は、2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
あなたがコントロールする各エレメンタル(Elemental)は、2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
2/2
Illus.Steven Belledin (157/301)
古き良きエンチャント、《ゴブリン・ウォー・ドラム》を内蔵しているクリーチャー。地味にエレメンタルもこの恩恵に預かれるということで、エレメンタルが多くいたローウィンのリミテッドではそれなりに能力も機能したことだろう。ただ結局、打線がこっちが勝ってること前提なのがなんとも。コイツが出てダメージレースに押し勝てるという訳でもなく、ズラリ並べた睨み合いを打破できる訳でもなく。
そんな訳で、コイツをレガシーのゴブリンに採用してもただの2/2でしかなかった。オマケに、ここぞという時にコイツをドローしてしまって試合を落とす。その日は4-1。コイツに全勝持ってかれた!
30・狂ったゴブリン/Crazed Goblin (赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・戦士(Warrior) DST, コモン
狂ったゴブリンは、各ターンに可能ならば攻撃する。
1/1
Illus.Darrell Riche (56/165)
コイツこそ噂に聞く、名高い称号「モンス以下」を授けられた素晴らしい1枚である。せめて速攻が印刷され忘れているとしか思えない。どうせ狂っているのなら、もっと激しいデメリットが付いていても良かったのに、どう転んでも中途半端かつただただ弱い。ただし、世の中にはコイツより弱いクリーチャーなんていくらでもいる。ゴブリンであるだけ、彼は恵まれている。格差って言葉は、おいそれと使うもんじゃないぜ。
【D】
31・ドラゴンの伝令/Dragon’s Herald (赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・シャーマン(Shaman) ALA, アンコモン
(2)(赤),(T),黒のクリーチャー1体と赤のクリーチャー1体と緑のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから《ヘルカイトの首領/Hellkite Overlord》という名前のカードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
1/1
Illus.Daarken (98/249)
アラーラの断片における3神話合体ゴッドマーズシリーズの1つ。実際、アラーラのリミテッドでコイツを1ターン目にプレイすると、相手の反応が実に面白い。慎重派はコイツに除去使ってくれたりするので、その時はハンドからヘルカイト素出しが嗜み。実際に合体して勝利した試合もそれなり。
むしろ彼を1番よく見るのは、公式サイトの新商品アナウンスメントの時のアイコンであったりする。リアル伝令というわけで、シャレは利いてるよね。
【E】
32・ヤスデ団/Earwig Squad (3)(黒)(黒)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ならず者(Rogue) MOR, レア
徘徊(2)(黒)(このターン、あなたがゴブリン(Goblin)かならず者(Rogue)によっていずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えている場合、あなたはこれをその徘徊コストで唱えてもよい。)
ヤスデ団が戦場に出たとき、その徘徊コストが支払われていた場合、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからカードを3枚探し、それらを追放する。その後そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
5/3
Illus.Warren Mahy (60/150)
ゴブリンがコンボに勝つという道を切り開いてくれる可能性をもたらすこともある不確定分子の一つ。実際、ANT相手にアドとテンドリル抜けばなんとかならぁってことなんだが、そうそううまく徘徊が決まらない。実際は4マナ5/3速攻として素出しすることも少なくはない。一度だけ《仕組まれた疫病》3枚をブッコ抜いた時は神に見えたんだが。サイズは悪くないし、イラストの雰囲気もあって良いカードには違いない。ちなみにEarwigとは本来ハサミムシのこと。《ハサミムシ団》って名前だったら、自分としては超絶好みだったんだがなぁ。
33・燃えさし魔道ゴブリン/Embermage Goblin (3)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ウィザード(Wizard) ONS, アンコモン
燃えさし魔道ゴブリンが戦場に出たとき、あなたは自分のライブラリーから名前が「燃えさし魔道ゴブリン(Embermage Goblin)」であるカードを1枚探し、それを公開したうえであなたの手札に加えてもよい。そうした場合、あなたのライブラリーを切り直す。
(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。燃えさし魔道ゴブリンはそれに1点のダメージを与える。
1/1
Illus.Pete Venters (200/350)
重いティムだが、アドバンテージは確約されている。そのアドバンテージがティムおかわり。リミテッドでは2枚目以降から点数が上がってくるカードだったのだろう。3枚並んだりしたら、ちょっとゲームにならない。彼らにとって1番の問題は、シャープシューターという最強のティムゴブリンが同じエキスパンションにいたこと。いくら仲間を並べても、シャープシューター1枚が全員なぎ倒していく様は心底泣ける。
サーチ能力のみを生かして、ターボ明神に入るかとも思われるが、それなら《遠吠えする狼》でいいし、そもそも狼も明神には入らないというのが辛い。
34・エンバーワイルドの占い師/Emberwilde Augur (1)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・シャーマン(Shaman) FUT, コモン
エンバーワイルドの占い師を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。エンバーワイルドの占い師はそのプレイヤーに3点のダメージを与える。この能力は、あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
2/1
Illus.Brandon Kitkouski (97/180)
2マナでパワー2で能力もち。強いカードの条件は満たしている。しかも3点の火力にバケやがる。こんだけ書いてあるのに、あと一歩足りないのは何故?生物も焼かせろと贅沢は言わない。せめて能力がアップキープ限定でなければ…火力は2点にダウンしてもいいから。それだとコモンにしちゃ強すぎるか?という具合に、なんとも絶妙なバランスで作られたカードである。ゴブリンデッキに入ることはまずないけど、いいカード。
35・Enslaved Scout (2)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・スカウト(Scout) ALL, コモン1
(2):Enslaved Scoutはターン終了時まで山渡りを得る。
2/2
Illus.Rebecca Guay (71/199)
ゴブリンの洞窟探検家の完全下位互換。と言ってしまえばそれで終わってしまう。このカードの最大の魅力は、イラストだろう。あのレベッカがゴブリンを書いているのである。赤のカードさえ思いつかない(パッと出たのは《ケルドのマントラ》他にある?)レベッカだというのに、ましてゴブリンである。アライアンス故に2種類イラストがあるが、片方は完全に禿げたおっさん。もう片方は雪の降る中を馬に乗った騎士が、鎖でつないだゴブリンを犬みたいに先頭歩かせてるところ。このイラストが初期レベッカって感じで、なんともいいのです。
36・流刑のボガート/Exiled Boggart (1)(黒)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ならず者(Rogue) LRW, コモン
流刑のボガートが戦場から墓地に置かれたとき、カードを1枚捨てる。
2/2
Illus.Pete Venters (109/301)
何故ローウィンのゴブリン達はこうクリーチャーインフレに果敢に挑んでいくのだろう。死んだらマッドネス誘発とか、ポジティヴ過ぎて人生楽しそうな使い方を思いついたら現実に目を向けてみることをオススメする。
【F】
37・顔投げ/Facevaulter (黒)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・戦士(Warrior) LRW, コモン
(黒),ゴブリン(Goblin)を1つ生け贄に捧げる:顔投げはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
1/1
Illus.Wayne Reynolds (111/301)
能力としては悪くない。いわゆるグール系能力で、ゴブリンが墓地に落ちたら誘発の多いローウィンブロックではいいサクリ台になるだろう。一番の欠点は、能力機動に黒マナを必要とする点。クリーチャー1枚失ってるんだからマナは勘弁してやってくれよと。これでは後に出てくるであろう、サクってパンプの先輩方には敵いそうもない。
38・残忍な精霊信者/Feral Animist (1)(赤)(緑)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・シャーマン(Shaman) GPT, アンコモン
(3):残忍な精霊信者はターン終了時まで+X/+0の修整を受ける。Xはそのパワーである。
2/1
Illus.Ron Spears (112/165)
イラストのバカ・アグレッシヴな感じがなんとも言えない。毛皮の帽子を被っているのもオシャレポイント。どことなくコサックダンスを想起させられる。能力は2回起動でパワー8、3回起動16。夢があって、なんともいい。タフネスはどうあがいても1なのも、ゴブリンっぽくて実にイイ。
39・ただれたゴブリン/Festering Goblin (黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)・ゴブリン(Goblin) 10E, コモン
ただれたゴブリンが戦場から墓地に置かれたとき、クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
1/1
Illus.Thomas M. Baxa (143/383)
ムチャクチャ好きなカード。オンスロート箱買った時にいっぱい出てきて、ゾンビもゴブリンも好きな俺は幸せになれた。イラストもかーわいっ。
同ブロックに存在した《ナントゥーコの鞘虫》と相性が良く、好んでセットで使用した。黒1マナのクリーチャーの中ではかなり優秀なカードだろう。今でこそ、使うことはなくなってしまったが、輝きは色褪せない1枚である。
40・火の曲芸人/Fire Juggler (2)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・シャーマン(Shaman) MOR, コモン
火の曲芸人がブロックされた状態になるたび、いずれかの対戦相手と激突を行う。あなたが勝った場合、火の曲芸人はそれをブロックしている各クリーチャーに4点のダメージを与える。(激突を行う各プレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを公開し、そのカードを一番上か一番下に置く。自分のカードの点数で見たマナ・コストの方が大きいプレイヤーが勝つ。)
2/2
Illus.Thomas Denmark (90/150)
激突に勝利した場合、俗に言う溶岩獣能力が誘発する(別に言わんか)。4点は結構大きい。同マナ域の連中なら簡単に焼き殺せるだろう。3マナ2/2なら最低限のサイズは満たしているので、リミテッドなら悪くはない。
ローウィンのゴブリンは火を自由に扱える時点で、結構発達している方である。トーゴ四世涙目。
41・恐火魔道士/Firefright Mage (赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・スペルシェイパー(Spellshaper) PLC, コモン
(1)(赤),(T),カードを1枚捨てる:クリーチャー1体を対象とする。それはこのターン、アーティファクト・クリーチャーでも赤でもないクリーチャーによってはブロックされない。
1/1
Illus.Greg Staples (99/165)
とか言うてたら次がトーゴ四世。なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいに。いや、君が悪いと言ってる訳じゃない。君は火を燃やす方向ではなく、敵に恐れさせる使い方を発見したのだから、すごいよ、恐ろしい歳月はかかっているにせよ、立派なもんだ。(※フレイバー参照)
1マナのスペルシェイパーとしては、かなり優秀。だからといってパイルドライバーに赤威嚇つけてタルモ涙目wってするのは夢物語か。
42・火炎杖の急使/Flamestick Courier (2)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) ONS, アンコモン
あなたは、あなたのアンタップ・ステップに火炎杖の急使をアンタップしないことを選んでもよい。
(2)(赤),(T),ゴブリン(Goblin)・クリーチャー1体を対象とする。火炎杖の急使がタップ状態である限り、それは+2/+2の修整を受けるとともに速攻を持つ。
2/1
Illus.Luca Zontini (203/350)
+2サイクルの一つで、ゴブリンに与えられた役割は速攻。カード単体でみりゃ結構イイことが書いてあるんやが、速攻付与のための3マナが、果たしてあるのかどうかが怪しい。場に出て次のターンにつけても速攻の意味はなくなる…というか、まず継続して持たせる能力やのに速攻というのが、なんか損してる気も。せめて先制攻撃なら相当強かったのだろう。
イラストのアニメっぽい塗りはmtg全体で見ても結構珍しい。
43・炎波の発動者/Flamewave Invoker (2)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ミュータント(Mutant) 10E, アンコモン
(7)(赤):プレイヤー1人を対象とする。炎波の発動者はそのプレイヤーに5点のダメージを与える。
2/2
Illus.Dave Dorman (202/383)
発動者シリーズの中でも、赤と黒は起動できれば勝利目前。睨み合いになることが多いリミテッドで、頭上を超えて本体に5点は強烈。リミテッドなら高評価していい1枚でしょう。後半に引いて嬉しい3マナクリーチャーってそうそういない。構築では8マナ出るならもっと真面目にやれることがあるはず。とはいえ《アラジンの指輪》よりは使える。
45・有象無象の発射/Fodder Launch (3)(黒)
部族ソーサリー — ゴブリン(Goblin) LRW, アンコモン
有象無象の発射を唱えるための追加コストとして、ゴブリン(Goblin)を1つ生け贄に捧げる。
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-5/-5の修整を受ける。有象無象の発射はそのクリーチャーのコントローラーに5点のダメージを与える。
Illus.Nils Hamm (114/301)
何度もレガシーのゴブリンデッキに採用しそうになっては、誘惑を断ち切っている状態が続いてる1枚。ただ相殺はすり抜けるだろうし、結構強いと思うんだが…良い点も悪い点も部族カードなこと。タルモをこれで殺すのは難しいが、巣穴の運命支配では確実に落としたいものを落とせるわけでもなく…サクる生物には事欠かないといえばそうなんだが。汁婆で2発目発射とかやってみたいけどね。
46・激情のゴブリン/Frenzied Goblin (赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・狂戦士(Berserker) RAV, アンコモン
激情のゴブリンが攻撃するたび、クリーチャー1体を対象とする。あなたは(赤)を支払ってもよい。そうした場合、そのクリーチャーはこのターン、それではブロックできない。
1/1
Illus.Carl Critchlow (125/306)
2949閣下が一時期愛用していた1枚。こいつの能力でラッキーをとめれないということもちょいちょいあったようで。能力的には終盤まで腐らない1マナ生物。カードリストをくまなく探せば意外に使えるヤツはいるもんだの好例。
47・蛙投げの旗騎士/Frogtosser Banneret (1)(黒)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ならず者(Rogue) MOR, コモン
速攻
あなたが唱えるゴブリン(Goblin)呪文とならず者(Rogue)呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる。
1/1
Illus.Ralph Horsley (64/150)
モーニングタイドの旗騎士サイクルの1枚。何気に黒い速攻持ちクリーチャー。どっちかといえば、ゴブリンよりはならずもの支援向だろう。ゴブリンは戦長1枚で十分。赤くてパワー2あれば、俗に言うワンチャンあったのかもしれない。
というわけで、その2はここまで。結構疲れるのう
【C】
29・がなりたてるボガート/Caterwauling Boggart (3)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・シャーマン(Shaman) LRW, コモン
あなたがコントロールする各ゴブリン(Goblin)は、2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
あなたがコントロールする各エレメンタル(Elemental)は、2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
2/2
Illus.Steven Belledin (157/301)
古き良きエンチャント、《ゴブリン・ウォー・ドラム》を内蔵しているクリーチャー。地味にエレメンタルもこの恩恵に預かれるということで、エレメンタルが多くいたローウィンのリミテッドではそれなりに能力も機能したことだろう。ただ結局、打線がこっちが勝ってること前提なのがなんとも。コイツが出てダメージレースに押し勝てるという訳でもなく、ズラリ並べた睨み合いを打破できる訳でもなく。
そんな訳で、コイツをレガシーのゴブリンに採用してもただの2/2でしかなかった。オマケに、ここぞという時にコイツをドローしてしまって試合を落とす。その日は4-1。コイツに全勝持ってかれた!
30・狂ったゴブリン/Crazed Goblin (赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・戦士(Warrior) DST, コモン
狂ったゴブリンは、各ターンに可能ならば攻撃する。
1/1
Illus.Darrell Riche (56/165)
コイツこそ噂に聞く、名高い称号「モンス以下」を授けられた素晴らしい1枚である。せめて速攻が印刷され忘れているとしか思えない。どうせ狂っているのなら、もっと激しいデメリットが付いていても良かったのに、どう転んでも中途半端かつただただ弱い。ただし、世の中にはコイツより弱いクリーチャーなんていくらでもいる。ゴブリンであるだけ、彼は恵まれている。格差って言葉は、おいそれと使うもんじゃないぜ。
【D】
31・ドラゴンの伝令/Dragon’s Herald (赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・シャーマン(Shaman) ALA, アンコモン
(2)(赤),(T),黒のクリーチャー1体と赤のクリーチャー1体と緑のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから《ヘルカイトの首領/Hellkite Overlord》という名前のカードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。
1/1
Illus.Daarken (98/249)
アラーラの断片における3神話合体ゴッドマーズシリーズの1つ。実際、アラーラのリミテッドでコイツを1ターン目にプレイすると、相手の反応が実に面白い。慎重派はコイツに除去使ってくれたりするので、その時はハンドからヘルカイト素出しが嗜み。実際に合体して勝利した試合もそれなり。
むしろ彼を1番よく見るのは、公式サイトの新商品アナウンスメントの時のアイコンであったりする。リアル伝令というわけで、シャレは利いてるよね。
【E】
32・ヤスデ団/Earwig Squad (3)(黒)(黒)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ならず者(Rogue) MOR, レア
徘徊(2)(黒)(このターン、あなたがゴブリン(Goblin)かならず者(Rogue)によっていずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えている場合、あなたはこれをその徘徊コストで唱えてもよい。)
ヤスデ団が戦場に出たとき、その徘徊コストが支払われていた場合、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからカードを3枚探し、それらを追放する。その後そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
5/3
Illus.Warren Mahy (60/150)
ゴブリンがコンボに勝つという道を切り開いてくれる可能性をもたらすこともある不確定分子の一つ。実際、ANT相手にアドとテンドリル抜けばなんとかならぁってことなんだが、そうそううまく徘徊が決まらない。実際は4マナ5/3速攻として素出しすることも少なくはない。一度だけ《仕組まれた疫病》3枚をブッコ抜いた時は神に見えたんだが。サイズは悪くないし、イラストの雰囲気もあって良いカードには違いない。ちなみにEarwigとは本来ハサミムシのこと。《ハサミムシ団》って名前だったら、自分としては超絶好みだったんだがなぁ。
33・燃えさし魔道ゴブリン/Embermage Goblin (3)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ウィザード(Wizard) ONS, アンコモン
燃えさし魔道ゴブリンが戦場に出たとき、あなたは自分のライブラリーから名前が「燃えさし魔道ゴブリン(Embermage Goblin)」であるカードを1枚探し、それを公開したうえであなたの手札に加えてもよい。そうした場合、あなたのライブラリーを切り直す。
(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。燃えさし魔道ゴブリンはそれに1点のダメージを与える。
1/1
Illus.Pete Venters (200/350)
重いティムだが、アドバンテージは確約されている。そのアドバンテージがティムおかわり。リミテッドでは2枚目以降から点数が上がってくるカードだったのだろう。3枚並んだりしたら、ちょっとゲームにならない。彼らにとって1番の問題は、シャープシューターという最強のティムゴブリンが同じエキスパンションにいたこと。いくら仲間を並べても、シャープシューター1枚が全員なぎ倒していく様は心底泣ける。
サーチ能力のみを生かして、ターボ明神に入るかとも思われるが、それなら《遠吠えする狼》でいいし、そもそも狼も明神には入らないというのが辛い。
34・エンバーワイルドの占い師/Emberwilde Augur (1)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・シャーマン(Shaman) FUT, コモン
エンバーワイルドの占い師を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。エンバーワイルドの占い師はそのプレイヤーに3点のダメージを与える。この能力は、あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
2/1
Illus.Brandon Kitkouski (97/180)
2マナでパワー2で能力もち。強いカードの条件は満たしている。しかも3点の火力にバケやがる。こんだけ書いてあるのに、あと一歩足りないのは何故?生物も焼かせろと贅沢は言わない。せめて能力がアップキープ限定でなければ…火力は2点にダウンしてもいいから。それだとコモンにしちゃ強すぎるか?という具合に、なんとも絶妙なバランスで作られたカードである。ゴブリンデッキに入ることはまずないけど、いいカード。
35・Enslaved Scout (2)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・スカウト(Scout) ALL, コモン1
(2):Enslaved Scoutはターン終了時まで山渡りを得る。
2/2
Illus.Rebecca Guay (71/199)
ゴブリンの洞窟探検家の完全下位互換。と言ってしまえばそれで終わってしまう。このカードの最大の魅力は、イラストだろう。あのレベッカがゴブリンを書いているのである。赤のカードさえ思いつかない(パッと出たのは《ケルドのマントラ》他にある?)レベッカだというのに、ましてゴブリンである。アライアンス故に2種類イラストがあるが、片方は完全に禿げたおっさん。もう片方は雪の降る中を馬に乗った騎士が、鎖でつないだゴブリンを犬みたいに先頭歩かせてるところ。このイラストが初期レベッカって感じで、なんともいいのです。
36・流刑のボガート/Exiled Boggart (1)(黒)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ならず者(Rogue) LRW, コモン
流刑のボガートが戦場から墓地に置かれたとき、カードを1枚捨てる。
2/2
Illus.Pete Venters (109/301)
何故ローウィンのゴブリン達はこうクリーチャーインフレに果敢に挑んでいくのだろう。死んだらマッドネス誘発とか、ポジティヴ過ぎて人生楽しそうな使い方を思いついたら現実に目を向けてみることをオススメする。
【F】
37・顔投げ/Facevaulter (黒)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・戦士(Warrior) LRW, コモン
(黒),ゴブリン(Goblin)を1つ生け贄に捧げる:顔投げはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
1/1
Illus.Wayne Reynolds (111/301)
能力としては悪くない。いわゆるグール系能力で、ゴブリンが墓地に落ちたら誘発の多いローウィンブロックではいいサクリ台になるだろう。一番の欠点は、能力機動に黒マナを必要とする点。クリーチャー1枚失ってるんだからマナは勘弁してやってくれよと。これでは後に出てくるであろう、サクってパンプの先輩方には敵いそうもない。
38・残忍な精霊信者/Feral Animist (1)(赤)(緑)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・シャーマン(Shaman) GPT, アンコモン
(3):残忍な精霊信者はターン終了時まで+X/+0の修整を受ける。Xはそのパワーである。
2/1
Illus.Ron Spears (112/165)
イラストのバカ・アグレッシヴな感じがなんとも言えない。毛皮の帽子を被っているのもオシャレポイント。どことなくコサックダンスを想起させられる。能力は2回起動でパワー8、3回起動16。夢があって、なんともいい。タフネスはどうあがいても1なのも、ゴブリンっぽくて実にイイ。
39・ただれたゴブリン/Festering Goblin (黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)・ゴブリン(Goblin) 10E, コモン
ただれたゴブリンが戦場から墓地に置かれたとき、クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
1/1
Illus.Thomas M. Baxa (143/383)
ムチャクチャ好きなカード。オンスロート箱買った時にいっぱい出てきて、ゾンビもゴブリンも好きな俺は幸せになれた。イラストもかーわいっ。
同ブロックに存在した《ナントゥーコの鞘虫》と相性が良く、好んでセットで使用した。黒1マナのクリーチャーの中ではかなり優秀なカードだろう。今でこそ、使うことはなくなってしまったが、輝きは色褪せない1枚である。
40・火の曲芸人/Fire Juggler (2)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・シャーマン(Shaman) MOR, コモン
火の曲芸人がブロックされた状態になるたび、いずれかの対戦相手と激突を行う。あなたが勝った場合、火の曲芸人はそれをブロックしている各クリーチャーに4点のダメージを与える。(激突を行う各プレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを公開し、そのカードを一番上か一番下に置く。自分のカードの点数で見たマナ・コストの方が大きいプレイヤーが勝つ。)
2/2
Illus.Thomas Denmark (90/150)
激突に勝利した場合、俗に言う溶岩獣能力が誘発する(別に言わんか)。4点は結構大きい。同マナ域の連中なら簡単に焼き殺せるだろう。3マナ2/2なら最低限のサイズは満たしているので、リミテッドなら悪くはない。
ローウィンのゴブリンは火を自由に扱える時点で、結構発達している方である。トーゴ四世涙目。
41・恐火魔道士/Firefright Mage (赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・スペルシェイパー(Spellshaper) PLC, コモン
(1)(赤),(T),カードを1枚捨てる:クリーチャー1体を対象とする。それはこのターン、アーティファクト・クリーチャーでも赤でもないクリーチャーによってはブロックされない。
1/1
Illus.Greg Staples (99/165)
とか言うてたら次がトーゴ四世。なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいに。いや、君が悪いと言ってる訳じゃない。君は火を燃やす方向ではなく、敵に恐れさせる使い方を発見したのだから、すごいよ、恐ろしい歳月はかかっているにせよ、立派なもんだ。(※フレイバー参照)
1マナのスペルシェイパーとしては、かなり優秀。だからといってパイルドライバーに赤威嚇つけてタルモ涙目wってするのは夢物語か。
42・火炎杖の急使/Flamestick Courier (2)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) ONS, アンコモン
あなたは、あなたのアンタップ・ステップに火炎杖の急使をアンタップしないことを選んでもよい。
(2)(赤),(T),ゴブリン(Goblin)・クリーチャー1体を対象とする。火炎杖の急使がタップ状態である限り、それは+2/+2の修整を受けるとともに速攻を持つ。
2/1
Illus.Luca Zontini (203/350)
+2サイクルの一つで、ゴブリンに与えられた役割は速攻。カード単体でみりゃ結構イイことが書いてあるんやが、速攻付与のための3マナが、果たしてあるのかどうかが怪しい。場に出て次のターンにつけても速攻の意味はなくなる…というか、まず継続して持たせる能力やのに速攻というのが、なんか損してる気も。せめて先制攻撃なら相当強かったのだろう。
イラストのアニメっぽい塗りはmtg全体で見ても結構珍しい。
43・炎波の発動者/Flamewave Invoker (2)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ミュータント(Mutant) 10E, アンコモン
(7)(赤):プレイヤー1人を対象とする。炎波の発動者はそのプレイヤーに5点のダメージを与える。
2/2
Illus.Dave Dorman (202/383)
発動者シリーズの中でも、赤と黒は起動できれば勝利目前。睨み合いになることが多いリミテッドで、頭上を超えて本体に5点は強烈。リミテッドなら高評価していい1枚でしょう。後半に引いて嬉しい3マナクリーチャーってそうそういない。構築では8マナ出るならもっと真面目にやれることがあるはず。とはいえ《アラジンの指輪》よりは使える。
45・有象無象の発射/Fodder Launch (3)(黒)
部族ソーサリー — ゴブリン(Goblin) LRW, アンコモン
有象無象の発射を唱えるための追加コストとして、ゴブリン(Goblin)を1つ生け贄に捧げる。
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-5/-5の修整を受ける。有象無象の発射はそのクリーチャーのコントローラーに5点のダメージを与える。
Illus.Nils Hamm (114/301)
何度もレガシーのゴブリンデッキに採用しそうになっては、誘惑を断ち切っている状態が続いてる1枚。ただ相殺はすり抜けるだろうし、結構強いと思うんだが…良い点も悪い点も部族カードなこと。タルモをこれで殺すのは難しいが、巣穴の運命支配では確実に落としたいものを落とせるわけでもなく…サクる生物には事欠かないといえばそうなんだが。汁婆で2発目発射とかやってみたいけどね。
46・激情のゴブリン/Frenzied Goblin (赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・狂戦士(Berserker) RAV, アンコモン
激情のゴブリンが攻撃するたび、クリーチャー1体を対象とする。あなたは(赤)を支払ってもよい。そうした場合、そのクリーチャーはこのターン、それではブロックできない。
1/1
Illus.Carl Critchlow (125/306)
2949閣下が一時期愛用していた1枚。こいつの能力でラッキーをとめれないということもちょいちょいあったようで。能力的には終盤まで腐らない1マナ生物。カードリストをくまなく探せば意外に使えるヤツはいるもんだの好例。
47・蛙投げの旗騎士/Frogtosser Banneret (1)(黒)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ならず者(Rogue) MOR, コモン
速攻
あなたが唱えるゴブリン(Goblin)呪文とならず者(Rogue)呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる。
1/1
Illus.Ralph Horsley (64/150)
モーニングタイドの旗騎士サイクルの1枚。何気に黒い速攻持ちクリーチャー。どっちかといえば、ゴブリンよりはならずもの支援向だろう。ゴブリンは戦長1枚で十分。赤くてパワー2あれば、俗に言うワンチャンあったのかもしれない。
というわけで、その2はここまで。結構疲れるのう
コメント
Ameba chengiling
がいないのは気のせい?www